プレスリリースを更新しました
2022年11月9日付けのプレスリリースを公開しました。
プレスリリース概要
【薬剤耐性菌対策としての新たな処方?患者教育アプローチの提案 ~患者は、不要な抗生物質の代わりの偽薬処方を受け入れるのか?~】
365体育在线,360足球比分直播 工学部の奥村貴史教授(保健管理センター長)、京都府立大学 公共政策学部の伊藤敦教授、川崎医療福祉大学 医療福祉マネジメント学部の渡辺裕一教授による研究グループは、細菌に抗生物質が効かなくなる薬剤耐性菌(AMR:Antimicrobial Resistance)問題への対策についての研究を進めてきました。この度、その成果がJournal of Pharmaceutical Policy and Practice 誌に掲載されました。
この研究は、風邪などの抗生物質が効かないウイルス感染症にまで抗生物質の処方を求める患者が多いなか、「偽物の薬」(偽薬)の処方をどの程度の患者が受け入れるかをアンケート調査したものです。詳細な分析の結果、8割を超える患者が、不要な抗生物質を削減する目的での偽薬の処方を受け入れることが分かりました。
この研究成果は、薬剤耐性菌問題への対策として求められていた抗生物質の処方適正化に向けて、将来的に、実効性のある解決策に繋がる可能性があります。
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