第5回冬季スポーツ科学シンポジウムを開催しました
11月2日(土)~11月3日(日)の2日間、本学を会場として「第5回冬季スポーツ科学シンポジウム」を開催しました。(開催案内の記事はこちら)
本シンポジウムは、冬季スポーツ科学研究推進センターが毎年開催しているもので、今回は映像情報メディア学会 スポーツ情報処理研究会「11月研究会」、情報処理学会「第2回スポーツ情報学研究発表会」も併催されました。
1日目に開催した特別講演では、オホーツク出身のメダリスト2名にご登壇いただきました。
はじめに、「パラリンピアンとして生き 今思うこと」と題して、バンクーバーパラリンピックおよびソチパラリンピックアルペンスキー競技男子金メダリストである狩野亮氏(株式会社マルハン)に、ご自身のこれまでの活動を通じて得た経験やパラリンピックについて大変貴重なご講演をいただきました。
続いて、「みんなで考えよう、部活動の地域移行。-若年層のためのスポーツ環境整備-」と題し、近年全国的に話題となっている部活動の地域移行をテーマに、平昌オリンピックカーリング女子銅メダリストの本橋麻里氏(一般社団法人ロコ?ソラーレ)、北見市教育委員会の細川敏明氏にご登壇いただき、北見市における部活動の地域移行の現状や将来の展望に関して、参加者も含めてパネルディスカッションを行いました。
また、会期中には学生の発表を中心としたポスター発表形式による研究発表が行われ、活発な意見交換や議論が飛び交っていました。他にも、カーリングホールのミニツアーや同時開催されたデジタルカーリング大会など、多くの方々にご参加いただきました。
今年度は情報系の研究会と併催したことで、これまでとは異なる分野の研究者と交流を深めることができ、新たな研究の芽生えの場となったのではないかと思います。当センターでは、本学の冬季スポーツ研究への取り組みを知っていただける機会として、今後も継続的に本シンポジウムを開催してまいります。
講演を行う狩野氏 | 参加者からの質問に応じる狩野氏 |
ディスカッションを行う本橋氏(中央)と細川氏(右) | ディスカッション風景 |
ポスター発表風景① | ポスター発表風景② |
カーリング体験会 | 懇親会後の記念撮影 |